やまめのブログ

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This article was written on 29 7月 2011, and is filled under やまめの学校・教科書.

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「ちゃんと」と29erと姿勢とストレッチ

しばらく更新をしていなくてごめんなさい。

今日は最近グイグイと数を増やしている29er!!!

やまめの学校の生徒さんも、29erで来られる事が多くなりました。

というか、以前から29er度は高かったのですが・・・・・。

なぜなら、ワタクシは29erを日本に広めた人間ですから!!!!

で、今日は29erのおはなし。

29erのメリットって何ですか?

・タイヤが大きいから障害物を乗り越えやすい。

・慣性が付いてスピードが出る。

・ハブの位置が高いので、低重心になる。

まあまあ、こんなところでしょうか。

この3つは、どこのメーカーさんでも29erの宣伝文句としてうたっております。

でも・・・・・考えてみてください。

これって、人が乗っていない時の話であって、人間が乗った時の話ではないという事。

障害物を乗り越えやすいというのは、自転車の真ん中に乗って、柔らかい腕と脚があればのお話。

ガチガチに固まった腕では、障害物に当たった瞬間に自分で前荷重を作り出してしまいます。

後ろ荷重で乗っていたのならば、前は超えても後ろが引っ掛かるでしょう。

慣性って、前輪後輪の荷重がどのくらいの割合の時に付くんでしょうかねぇ?

ワタクシは50・50の時だと教えています。

まず自転車の真ん中を掴む事。

これが一番大切です。

この真ん中の位置を掴むことをワタクシは教えています。

ここは、やまめの学校の肝になる部分ですので、本を書いた時にでも書きますね。

学校に来た方には教えている自転車の真ん中は、身体が良く動く場所と一緒の場所です。

地球の中心に対して常に鉛直に立つのとは、ちょっと場所が違います。

書いても、皆さんの自転車がその姿勢を取りやすいとは限らないのと、もっと大切な事を教えなくてはいけないので・・・。

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それにしても、乗り始めた時にはボロカスに言われていた29erが、ここまで爆発的に増えた事は本当にうれしいです。

ただ・・・・流行っているからといって29erを買って、誤解されたまま手放してしまう方も多いかと思います。

ランニングも歩く事も、「ちゃんと」という言葉が付く事が大切。

運動不足だから歩いた走ったりした方がいいよ・・・と言われて、走ったら膝と腰を痛めた・・・・・。

ちゃんとしたフォームと姿勢が出来ていなくては、逆に身体を痛めます。

ちゃんと29er・・・・・いやいや、自転車に乗ってくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

身体の硬い人が仕方なくなってしまう姿勢が基本だと言われている自転車の乗り方を、ワタクシは変えてゆきたいです。

関節の無いお腹や背中で体を折り曲げたり、後傾になって、後ろ脚に体重が掛っている状態を自分で作り出して、その後ろ脚を引き上げて脚を前に蹴りだす・・・。

猫背で内股になる事を善しとするのなら、子供には自転車を教えられません。

他のスポーツに何も役に立たないし、他のスポーツをした方が絶対に良いですから。

ストレッチの仕方や、ちゃんとした歩き方、正しい姿勢・・・・・・・まず土台を整備する事が大切だと言う事に、やまめの学校に来た人達は気が付きます。

トップチューブが26インチに比べて長い29erは、そのこと自体がメリットであってデメリットではありません。

だから、今までよりも長いトップチューブで良いんです。

26インチでも曲げれていないのに、29インチは曲がらないなんて言うのは、乗った事のない人が言っているだけです。

29インチは曲がりますよ!!!

「ちゃんと」乗れば!!!

身体が後ろに遅れると、スキーだって車だってバイクだって曲がらないです・・・。

腰を引いて下るとか腰を引いてブレーキを掛けるとかは無いです・・・。

下りで空気椅子は辛いですし、そこは真ん中では無くて、かなり後ろです。

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たくさん書きましたが、26インチでも、ロードでもそれは一緒です。

ワタクシは29erが大好きですが、26インチが無くなるとかは思っていませんし、ワタクシも乗っています。

「ちゃんと」セッティングされた26インチのフルサスは、「ちゃんと」した乗り方をするとメチャクチャ良いです。

「ちゃんと」乗れば、29erのフルリジッドでも全然跳ねません。

「ちゃんと」した先生に教えてもらったストレッチは、本当にすぐに効果が出ましたし、生徒さんも驚いています。←SSSさんありがとうございます!!

ワタクシの教えている自転車のフォームは、物理的にも、人間の身体の仕組みにも、とても理にかなっていると言われました。

なぜならば、「ちゃんと」した歩き方や走り方、姿勢が基本になっていますから。

・・・・・・・・・・・・・・

筋力は歳とともに衰えてゆきますが、身体を柔らかくすることは歳をとってもできます。

身体を軟かくすることと、速く楽にが繋がると言う事を知れば、筋トレよりもストレッチが大切だと言う事に気が付けるはずです。

トレランやランニングなんかの、地面を相手にしてやるスポーツは、筋力や心肺を作るのには本当に大切だと思います。

ワタクシの生徒さんでトライアスロンやエクステラに出ている方達がいらっしゃいますが、身体能力の高さには本当に驚きますし、体力が自転車だけの人とは全然違います!!

個人的に・・・・MTBの全日本のコーチーがオガになったことは、本当に素晴らしいと思います。

彼はトライアスロンやエクステラの一流を知っていますし、自転車の選手の体力の無さを知っています。

彼自身がエクステラの一流ですから・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ちゃんと」スポーツをしてください!!!!というのが、今日のお話でした~。

あ~久しぶりにたくさん書いた~

29erのことはお任せ、Mr29erのmasaru

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One Comment

  1. ダーマ
    2011 年 10 月 17 日

    うれしいです!最近娘の影響で自分もクロスバイクを買って、本格的に長く乗るために色々と勉強したところ「骨盤を立てろ」が基本のようでそれに従って乗り始めたのですがしっくり行かず、色々と調べてるうちに「やまめポジション」にたどり着きました。私は若い頃、何の知識もなくマウンテンバイクで旅をしていた時に身についたのが、腕・肩甲骨と背筋・坐骨で背中に重いバックパックの重心を置く「骨盤を寝かせる」フォームでした。私のフォームとやまめ学校の教えは色々と違うでしょうが「猫背にしない」という部分で最近学んだフォーム矯正から開放されました。ありがとうございます!