今回の、東北関東大震災、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
その惨状が明らかになる度に、驚愕し、本当に辛く、こうしてニュースを見ているだけの自分がもどかしく感じています。 特に避難所などのお母さんと赤ちゃんの姿などを見ると、同じ母として、心が締め付けられるようです。
皆さまも同じ気持ちと思います。
私たちも昨日、市で設けられた義援金箱に微力ながら協力したりしましたが、でもただそれだけでなく、私たちにできる何かが無いか、と毎日考えていました。
また、もちろんこのような未曾有の事態の時に、自転車の趣味どころではない、と自粛する気持ちもあるでしょう、まだ続く余震の事もあります、やまめもキャンセル、いくつかのイベントも中止の決定がされています。
そんな中、ただこの停滞した気持ちで、私たち自身も自粛だけしていてもはじまらない、私たちはこの仕事をしていて、何か私たちにしかできないことがあるのではないか、と考えました。
もっと前向きに。人が集まる場所としてできること。
そこで考えたのが、チャリティスクール&ライドです。
1.チャリティライド: 元々「春さが」イベントのひとつとして4月2日(土)にMTBの学校を行う予定でしたが、イベントの中止に伴って、やまめの学校@相模湖も中止になりました。 そこで、この日を、「震災チャリティライド(MTB)」として開催したいと思います。 この日は穂高でやまめの学校の要素を入れながらのツーリングを開催し、この日に参加して頂いた方々の受講料全てを、被災地へ送りたいと思います。
2.やまめの学校義援金:4月30日までの、全てのやまめの学校開催に伴う売上(スクール代)の1割を義援金として、募金します。(例:お一人7000円の場合は700円が寄付されると考えてください。) 塵も積もれば山となります。 1はMTBのみですが、こちらは、ロードの方もMTBの方も含めた皆様が対象になります。
↑このような事が今、私達にできることではないかな、と考えたのです。
なお、上記は全て、安曇野市の社会福祉課を通して、義援金として赤十字を通して被災地へ送られます。
2については、早期に送るために、都度3月末、4月中旬、下旬と3回ほどに分けて募金する予定です。
また、この募金についての会計報告と安曇野市の受領書のコピー掲示は、ブログまたはニュースを通して報告いたします。
ちなみにこちらでは北信を震源とした地震などで震度2程度の地震は1日2回くらい続いていますが、体に感じるほどではなく、現在のところ生活には何ら問題ありませんので、開催もできます。
もちろん物理的にガソリン不足などで参加できない方もいらっしゃると思います。
金額にしたら多くはならないでしょうし、私たちはとても小さな存在です。
でも、ただじっと停滞しているだけでなく、自転車という共通のものを持っている皆の力をひとつにして、共通の目的を持ち走る事、そのパワーを送り届けたい、そんな強い気持ちです。 参加して下さる方が多ければ多いほど、募金が多くできます。多くの方の参加をお待ちしております。
#なお、北アルプスあぜ道ライドも、参加費の一部を義援金とするこのようなチャリティを現在考えております。
こういう状況だからこそ、走ることに意味を持たせること、気持ちの上でもとても大事だと思います。
(Chie/Masaru)
#03.16追記:現在、長野県内の放射線量は通常レベルで異常なしと報告されています。http://www.pref.nagano.jp/kankyo/kansei/houshanou/houshanou.htm
今後の状況によっては、チャリティライドなど言える状況ではなく、ライド自体キャンセルにせざるを得ないかもしれませんが、ここは、今はまだその状況ではありません。 不安感にさいなまれる気持ちはよくわかりますが、私達も、逐一正しい情報を冷静に判断し決定したいと思っています。皆さまにもそれをお願いします。
追記2:色々な義援金の形があるようですが、私たちは、顔の見える方たちからの寄付、そして信頼できる行政→赤十字を通して、という形をとらせてもらうことにしました。
これは是非ツイートして欲しい内容ですね!
これを機にいかがでしょうか?
emetersには書き込みします。
これをそのまま、mixiに掲載してよいでしょうか!? よいですよね!
安曇野でもそのような動きが進んでいるんですね。嬉しいです。
今回の停電と原発を通して、これからは自転車的な社会が来るべき社会なんだと気付いた人も多いと思います。自転車で元気に、復興に協力したいですね!
>rodmanさん
書き込みお願いします。Twitterもホームページリニューアル時に始めようと思っていましたが、こういう災害時にもいろいろ役立つようですね、時間がなくなりそうで、ちょっと躊躇していましたが、近々始めてみようかと思います。
>Rieさん
よいです!
>Kohさん
おむつでも布おむつ、ミルクではなく母乳、自分の畑、薪割りをしての薪ストーブなど昔の生活をしている人が結局強い、という、今日母親の会の話でもありました。いろいろ事情はありますが、自転車も、今は放射線量の心配はありますが、そういう自分の力、と見直される時代になると思います。ちなみに、こういう時に、てんぷら油で動いているシャロムヒュッテの車や生活は強いかもですね。