ツールド北海道終了!!
今日は健ちゃんが助手席に乗っています。
後部座席には、メカニックの中西さんが乗っていて、トラブルの時にはすぐに飛び出していけるよう準備しています。
クルマも滑るんでスッテ!!
時には70~80キロで、選手を引き連れたまま下りのカーブに突っ込んで行かなくてはいけないチームカー。
なかなかスリリングです。
そのチームカーの間を縫うようにして、集団に復帰してゆく選手たちの動きはもっとスリリング。
案の定、本日大クラッシュがありました。
おそらく40人ほどの選手が巻き込まれたのではないでしょうか。
フレームがポッキリ折れていたり、ウェアーがボロボロに破れていたり・・・・現場はまさに修羅場と化しておりました。
そんな中でもマルコポーロは3人とも無事!!
しっかりと総合5位を守りきりました。
タイムトライアルに挑む、リー・フユ。
去年までディスカバリーチャンネルチームで走っていたリー・フユ。
中国からやって来た、とても優しい選手です。
3日目は午前中にタイムトライアル、午後にロードレースのダブルヘッダー。
上位5人が初日の逃げで10秒差の中にひしめき合っています。
なのでこのタイムトライアル、総合順位を一つでも上げるために、とても重要なんです。
このタイムトライアルで、リースの総合順位が1つ上がって4位になりました!!
ジャイはメチャクチャ登りに強いライダーで、とってもスリム。
ツアーオブジャパンで総合2位の実力の持ち主の彼も、非常に優しくて頼もしいオージーです。
彼の大活躍が無ければ、我がチームはとてもしんどい思いをしていたことでしょう。
第4ステージは、途中でできた大きな逃げにフユを送り込むことに成功!!
追わなくても良い展開になり、リースの脚を温存することができました。
結果的に、この逃げは吸収され、リースとジャイは先頭集団でゴール。
総合4位をしっかり守りきりました。
仲良しになった、ドラパック・ポルシェチーム
オーストラリアからやって来た、ドラパック・ポルシェチームは、とってもフレンドリーなチームでした。
健と悠を、先週のワールドカップで走っているのを見たぞ~とか、ディラン・クーパーを知っているか?とか聞かれたりして。
このチームのライダーも監督もメカニックも、すっかり仲良しです。
広い空と大地
第五ステージが、このレースをの結果を決める最後のステージとなりました。
モーターサイクルのようなスピードで登りの逃げをつぶすジャイ。
落ち着いて集団の中で上位5人の動きに目を凝らすリース。
首位にいる梅丹チームは、5人ともいい位置につけており、どのライダーも優勝の可能性があって、やりたい放題。
それでも帰ってきましたよ3人!!
総合順位も4位をしっかりキープ!!
エクセレントです!!
個人総合4位のリース・ポラック
最終日のクリテリウムで、アシストをしていたジャイのパンクがあったものの、
我がチームは総合4位を守りきりました!!
クリテリウムでフユが千切れてしまい、チーム総合は4位から10番くらいまで落としてしまいましたが、
総合を守るためにお仕事をしていたのだから仕方ありません。
彼らは本当にプロフェッショナルな、すばらしい仕事をしてくれました。
夢のような一週間をありがとう!!
メカニックの中西さん、マッサーの藤田さん、健と悠。
あなた達がいなければ、このすばらしい結果はありえませんでした。
朝から晩まで、チームのために尽くしていただいたこと、本当に感謝しております。
リース、ジャイ、フユ。
ワタクシのつたない英語での指示を、本当に忠実に守ってくれてありがとう!!
またどこかで、このメンバーで一緒に走りたいですね。
ロードのプロチームの監督という仕事を最後までまっとうできた事は、ワタクシにとって本当に自信になりました。
毎日寝る間が無くてボロボロでも、最後に感動を与えてくれるチームメイト。
走りながらでも、スタッフとしてでもサポートするのって一緒だったでしょ?健ちゃん悠ちゃん。
ゆっくりおやすみするんでスッテ!!
夜中の2時まで選手のウェアーを洗濯してくれたのは、ずっと忘れないよ。
みんなに感謝なんでスッテ!!
謝謝!!
(M)
皆様、お疲れさまでした。
恥ずかしながら今まで、私は、堂城さんとお知り合いになるまで、自転車のレースがどんなものか全く知りませんでした。
ブログで堂城さんが、レースで感動して泣いている姿なんか見て、うーんいい話だなんて感動したりしました。
知らない世界で、こんな感動があったんですね。
2人の青年も、お金では買えない良い経験が、出来て良かったと思います。
追記:レガシィは、2.0iみたいですが、Bスペならもっと良かったかも知れませんね!
舞洲クリテリウムではワンツーでしたね!! オメデトウございます。
1年半近くたってからのコメントでごめんなさい。私自身、ツール・ド・北海道には大変興味があり、そのコースの情報を集めています。北海道新聞の縮刷版を読んだ結果、わかったこともたくさんあるのですが、細かいコース事情はよくわかりません。なお、歴代コースについての情報はウィキペディアに書き込みましたので、ご覧ください。