やまめのブログ

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This article was written on 31 1月 2010, and is filled under やまめの学校・教科書.

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最近のMTB学校の動画

皆さんこんばんは。

冬の間は、MTBの学校が熱いです!!

そんな訳で、動画の教科書をご覧下さいませ。

まず最初は、小野寺健ちゃんの授業風景です。

健のスーパーフライはMサイズです。

そして、ギヤはフロントが38T×28Tのダブルで、リヤが11~34T。

クランクの長さは175mmで、ペダルはクランクブラザーズのエッグビーター。

ワタクシのペダルはTIMEなので、健ちゃんのスーパーフライに乗っているときには、ワタクシの足は固定されておりません。

当然、引き足なんて使っておりませんです。

健ちゃんは、ワタクシよりも体重が12~3kg軽いので、同じギヤ、同じ姿勢で登っていても、クランクがゆっくりしか落ちてゆきません。

健ちゃんのような軽い選手は、ワタクシよりもスピードを出して登るかしないと、重めのギヤでは脚が止まっちゃいます。

この階段、動画で見るとたいした斜度ではありませんが、実際に目の前に来ると、絶対に登れないと思うくらい急です。

後で出てくる土手は更にに急で、路面はフカフカなので、ちょっとでも後ろに荷重が行ってしまったら、後輪が埋まって前輪が持ち上がっちゃいます。

ここでも重めのギヤしか付いていない、軽量な健ちゃんは苦戦を強いられています。

この階段、ワタクシと一緒に健ちゃんは立ち漕ぎで登りました。

立ち漕ぎだと、体重がダイレクトにクランクに乗るので、腕を柔らかく使って身体の軸さえぶれなければ、楽勝で登ることができるんです。

教えた事の飲み込みの早さは、世界で最初に29erで優勝した選手ですから当然でしょう!!

 

ではお次。

今度は健ちゃんが来るちょっと前に来てくれた14歳の中学生の授業風景です。

この子、メチャクチャ上手に出来るようになりました。

若いって素晴らしい!!

土手を登る前に、実際にその坂を歩いて登ってみます。

このときの背中の角度と、自転車で登っているときの角度がほぼ一緒になると、背中を押されているように軽く登ってゆきます。

猫背で歩いて登っても、歩幅が小さくなっちゃうし、下しか向けません・・・・・。

おまけに脚が前に出てゆかないです。

この土手は二段になっていて、上の方は完全に壁ですねぇ。

中間の緩くなる所で背中の角度が変わってしまうと、間違いなく失敗します。

上りは身体を伏せるのではなく、手が近づいてくるんです。

なので、手を突っ張っていたり、腕を柔らかく使えなければ、全く登る事はできません。

ハンドルの角度や、ハンドルの握り方、腕を曲げる方向に秘密があります。

で、14歳のこの子、ワタクシとシンクロナイズド階段登りのコンビを組みました!!

いずれは5人くらいでシンクロしてみたいと思っております。←気持ち悪いですか?

この階段登り、絶対に無理だと思っている方でも、絶対に登れる様になりますよ~。

50歳を過ぎた方でも登ってますから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

軸は写真では分かりません。

脚がどれだけ回っているか、その時のスピードはどれくらいか?

身体は走っているのに、足が歩いている・・・・・。←メチャクチャ違和感!!

ワタクシが見ているのは、「違和感」です。

軸がちょっとでも狂っていると、誰にでも目で見てすぐに分かります。

背中をそらして歩いている人や、踵に体重を掛けて歩いている人・・・・・・・・。

なんだか格好悪い・・・・・・・それが違和感です。

正しい姿勢、フォーム、かっこいい走り方。

それらには違和感を感じないはずですよ!!

ワタクシは猫背をカッコイイと思ったことはありません。

関節じゃないところを曲げようとしている姿には、思いっきり違和感を感じますから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自転車は、正しいお辞儀が基本で、そこから前に歩いたり走ったりするようなイメージで顔と膝を前に出す。

そうすればクランクに乗せた上側に来ている脚に体重が乗って、クランクが回る訳です。

ハンドルが遠くて低くて、掛かりすぎている荷重を猫背になって後ろに持ってくるのではなく、ニュートラルなところが基本で、そこから前に掛けてゆくんです。

ハンドルの高さで、荷重の掛かり具合を調整するんです。

力が入りやすいとか、引っ張りやすくするのではなく、預けた身体を支えやすくする事が大事です、この乗りかたは。

根本的に真逆になっても当然でしょう、背中を丸める乗り方とは。

股関節の硬い人は、浅いお辞儀しかできません。

股関節を柔らかくする努力をすると、メチャクチャ楽に走れるようになるんですよ!!

まずはヤンキー座りをちゃんとできるように、四股踏んでください。

ロードもMTBも、サドルの付いている場所が一緒なので、乗りかたは一緒です。

ハンドルの形が違うので、腕の使い方を気をつけなければいけませんけれど、MTBの方が簡単で、お勉強になります。

動画って面白いですね~。

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5 Comments

  1. ゆっち
    2010 年 2 月 1 日

    階段登りすごいです!

    段差恐怖症のボクは、動画を見てかなりちぢこまってます(笑)

    こっちは(伊那)雪が全くないのでロードバイクで土手登りを練習しています。

    100回やったら100回成功する自身が付くまで頑張りま~す!

  2. おおはら
    2010 年 2 月 2 日

    やっぱり動画は良いですね。

    判り易いです。

    玲さんが撮影してたのかな?

  3. aki
    2010 年 2 月 3 日

    上りは体重が軽いと不利なんですかぁ??

    また教えてください。

  4. yamame
    2010 年 2 月 4 日

    ゆっちさん

    段差恐怖症を克服できる画期的な方法を考えましたので、今度はバッチリ出来ますよ!!
    例のブツも手に入ることですしね~。

    おおはらさん

    撮影者はその通り!!
    名カメラマンです。

    akiさん

    今日教えた事さえちゃんとできれば、どんな体重でもOKなのは分かりました~?
    それ、結構皆さんが知らない事なので、練習してみてください。

  5. MickoMea
    2010 年 11 月 30 日

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