やまめのブログ

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This article was written on 19 8月 2008, and is filled under やまめの学校・教科書.

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ハンドルが高いだけじゃ・・・・・・

やまめの学校で教える乗り方は、ハンドルが高くて体が起きる状態になります。

ただハンドルを高くすればよいということではなくって、もっともっと奥が深いものなのです。

スポーツカーなどでは当たり前なのですが、自転車ではあまりそのことを気にする人はいません。

それは重心位置。

重たいものをできるだけ真ん中に寄せる・・・・・。

車だったら、エンジンだとか燃料タンクだとかですねぇ。

自転車だったら、人間の体だとか頭でしょうか。

コレを真ん中に寄せるだけで、自転車は勝手にスイスイ走ってくれるんです。

前傾が深い状態では、頭の重さが前輪に乗っかってしまい、前のタイヤが路面に押し付けられてしまいます。

前ブレーキが掛かっている状態といった感じでしょうか。

おまけに前傾では脚を上手く回すことができなくなるんです。

でも身体を起こすと脚は勝手にクルクル回ります。

前傾で無理に脚を回すために骨盤を立てるのではなく、高いハンドル位置で身体を起こすと骨盤も立って自然に脚も回って楽だとやまめの学校は考えます。

おまけに、前輪に荷重が掛かっていないので、更にスイスイ~っと進むんです。

でも、こればかりは体感してもらわなくては解らないかもしれません。

ただハンドル位置を上げるだけでは、この状態にはなりませんから。

重心のバランスの取れた自転車は、「こんなに楽に走れるものだったんだ~」と、誰でも思うでしょう。

なぜそうなのか?なんでこうしなくてはいけないのか?

全てに理由があります。

下りも楽しくなるし、安全だし~♪♪

今まで常識だと思っていたことが、ガラガラ音を立てて崩れてゆく・・・・・・・・。

やまめの学校は、楽に楽しく、そしてずっと自転車に乗り続けてもらいたいと思っています。

しんどそうに走っている人を見ると、自転車嫌いになっちゃわないか心配になるんです。

せっかくのスポーツカーを生き返らせましょ!!

ユーノスロードスターみたいなステキなスポーツカーなんですよ~皆さんの自転車~。

(Masaru)

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6 Comments

  1. おすか~
    2008 年 8 月 20 日

    先日のやまめ学校北海道分校でFuelEX-7のポテンシャルを引き出していただきありがとうございます。

    同様に通勤用(往復60km)のシクロクロスのポジションも見直しました。結果としてはやはり以前より前に進むBIKEになりました、が全身の疲労が増してるように思えます。
    ハンドルの高さは限界まで上げてます。サドルの高さは下死点で膝にほとんど余裕がない高さになってます。
    下げた方がよろしいのでしょうか?

  2. kitta
    2008 年 8 月 20 日

    北海道分校では、親子共々お世話になりました。お陰さまでガラガラと音がしました(笑)

    で、あれから重心について色々と考えました。そして、思い出したのが息子が乗る一輪車です。体と後輪の関係だけでみると、一輪車の乗り方に似ているような気がしたのです。前進するには体を少し前に傾け、それに追いつこうとしてペダルを廻す。骨盤を立てていないと上手に乗りこなせない。こんな『ちょっとだけ前に出そうな。。』という微妙なバランスがポジションに必要なのかと。。。いかがでしょうか?

    何はともあれ、鎖骨骨折&脱臼からの再起動に当たって、やまめの学校に参加したことで、MTBへの恐怖心や不安感が解消されました。もしも参加していなければ、いずれイヤになってたかと思うくらいです。

    このたびはありがとうございました。是非またよろしくお願いいたします。

  3. aki
    2008 年 8 月 21 日

    月曜日はお世話になりました。
    まったく教祖さま?のおっしゃるととおりです。

    見た目じゃないですよね!!
    「なんじゃこれ!?」的なポジションで実は早い・・・結構好きかも。

  4. おおはら
    2008 年 8 月 21 日

    ロドスタと比較するなんて、流石マサルさんですね。
    私も乗って居ましたが、良い車ですよね。
    運転者を中心に曲がる感覚は、まさに自転車と同じです。

    工房の片隅に縛られて置かれていたハイパーレブ、見逃しませんでしたよ。
    初期型もだいぶ安くなり思わず買ってしまおうなんて思ったり、、、。
    一緒に買いましょうか?(冗談)

    話はそれましたが、駅までママチャリを使い通勤してるんですが、激坂が一箇所ありまして、そこを以前は、激しくダンシングして、登ってましたが、
    今は意識的に、上体を伸ばし手はハンドルを沿える位の感覚で、クルクルとクランクを回して登ってます。
    お陰さまで、汗もかかずにママチャリをダンシングして登っている人を尻目に
    座ったまま涼しい顔をして登ってますよ。(筋力が付いたせいもあるかも知れないですけど)

    今更ながら、自転車のポジションとは、カルロアバルトがフィアット131のエンジンの位置をを敢えてシフトのリンケージが後退するのを甘んじながら後ろに持っていった、拘りにも共通するものだと思います。

    マサルチューンには、サソリならぬ、ステちゃんステッカーでも貼ったら如何でしょうか(笑)自転車楽しみに待ってます。

  5. yamame
    2008 年 8 月 22 日

    おすかーさん
    サドルの高さは、高すぎると疲れますよ~。それどころか、進みませんです・・・・。
    股下×0,885というのを基本にしてみてください。
    ステムも短くして、サドルと同じ高さくらいにしてみてください~。

    kittaさん
    そうそう、こないだ来られた方も同じこと言っていましたよ~一輪車みたいって。
    怪我したり、しんどいことばかりだと、嫌になっちゃいますからねぇ~。
    プロではないのですから、楽しく楽に速くですよ~♪♪

    akiさん
    ね?ちゃんと一緒に走ったらポジション出せたでしょ?
    ただハンドルを上げるだけじゃダメなんです~。
    全てのバランスが取れた時に、スイスイス~になるんですよ~。
    何じゃこれが、そのうち普通になって、普通だと思っていたのが普通じゃなくなりますよ~。

    おおはらさん
    これ以上車が増えたら・・・・・・・・・幸せかも~♪
    ナンバー外して持っていようかと思ったりしたことはあります、ロードスター。
    車に例えるととても解りやすいんです、やまめの学校。
    ロードスターの考え方って、とてもすばらしい!!
    ステちゃんアバルトステッカー、良いかもしれませんねぇ~。
    作っちゃおうかな~。

  6. おすか~
    2008 年 8 月 25 日

    yamameさん>
    アドバイスありがとうございます。
    サドルの高さ・前後、ステム長と組み合わせでポジション再考いたします。

    車でいえば、ミッドシップスタイルと理解いたしました(笑