今日はおちえ鬼コーチと、プールに行ってきました。
息継ぎできないワタクシに、たくさん水を飲ませてくれてありがとう・・・・。
でもその甲斐あって、ちょっと息継ぎのコツを掴むことができました~。
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今日のタイトル、29erは自転車の先生です。
今から8年前、ワタクシは初めて29erに乗りました。
その自転車は、フィッシャーがその年に市販を開始した、29erの記念すべき最初のモデル。
ある耐久レースで、ファンライドさんのお仕事で乗ったのが最初でした。
見た目・・・・重そう・・・。←皆さんが思うのと一緒だと思います。
乗ったら・・・・・・・・・・・・うわっ、何じゃコレ~・・・・・メチャクチャ楽で速い~♪♪
これがワタクシと29インチ自転車の出会いです。
その自転車はそのままワタクシの物となり、とにかく乗りまくりました。
アテネオリンピックの選考会が2年後・・・・・・コレが認可されたら、練習しなくてもオリンピック行けるかも~・・・。
本気でそんな風に感じたんです。←当時4位とか5位とか走ってましたから。
結局選考会では9位でお話にならなかったのですが、その年から29インチが認可されてレースで使えるようになったんです。
この初代29er、メチャクチャよく走りました。
BBの位置が26インチとまったく一緒(よくペダルを地面にぶつけたから、それより低かったかも・・)の初代。
ワタクシの理想の29erは、今でもこの初代29erです。
BB位置が上がった2代目にはメチャクチャ悩みました。←これがとても大切なことを教えてくれました。
今のフィッシャーは3代目のフレームで、いわゆるG2ジオメトリー。
スーパーフライだとか、コビアなんかはこのG2です。
トップチューブが短くなったG2・・・・ワタクシ、コレになってからサイズをMからLに変えました。←ワタクシには小さいんですG2・・・・。
このG2、2代目に上がったBB位置が、またまたちょこっと下がったんです。
初代と3代目の中間位なんだと思いますが、低重心の29erが戻ってきてホッとしました。
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29erを26インチに何故近づける必要があるの?ワタクシはそう思います。
車軸の位置が26インチよりも高い位置にあるのだから、BBが26インチとおなじ地面からの高さにあれば、ものすごく低重心の自転車になるんです。
コレこそが29erの全てだと思います。
迷いの2代目はBBの位置が高いんです・・・・・重心が高いんです。
2代目のフレームになったとき、ハンドルの高さを初代と変えていないのに、ぜんぜん走らない・・・・・。
最初に受け取ったとき、その原因が分かりませんでした。
初代に乗っていた当時のワタクシ、ちょっとハンドルは低めでした。
そのままの部品を移植したら・・・・・・BBが上がった分前荷重になっていたんですねぇ初代より・・・今思うと・・。
初代はめちゃめちゃBBが低かったので、ハンドルも下げられなかったんです・・・ヘッドチューブが高い位置にあって。
それでメチャメチャバランスが良かったんですねぇ・・・・初代。
2代目に乗っていたときは、ステム・ハンドル・長い低い・遠い近い・サドルの位置・からだの寝かし起こし・・・・何百通りも試しました。←本当に悩みました
こんな事がありました。
仙台のレースで走ってたら、サドルが下がってきたんです・・・・・まだ1周目なのに・・・・。
そしたら・・・・急に自転車が軽く走り始めたんです!!サドルはメチャクチャ低いのに・・・・。
メチャクチャ下がったサドルの自転車なのに、ドンドン前の選手に追いついちゃうんです。
ワタクシこのレース・・・・・・10位でした。←ゴール後サドルは5cm以上下がっていました・・・。
このレースで、2代目の重心位置を掴んだんです・・・・・・このフレームは、ハンドルの高さが肝なんだと・・・。
サドルが下がったことで、重心のバランスが取れたんですねぇ・・・・重心が高くて前荷重だった2代目が・・・・。
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シングルスピードのRIGという29erがあります。
ワタクシこの自転車を手に入れたときには、2代目の癖を完全にモノにしておりました。
変速のないこのRIGで、シマノの2時間耐久で2位になったり、野田の1時間耐久で優勝したりしました。
長いクランク、後ろに付いたペダルのクリート位置は、シングルスピードのRIGで気が付いたんです。
爪先にクリート付けていたら、ぜんぜん体重を乗せられないんです・・・。
登りはメチャメチャ重いギヤで登っているわけですから、立ち漕ぎで体重を乗せなきゃ登れないんです・・長いテコを使って・・・・。
ワタクシのこの時の走りを見ていた方は、変速無しなのに何でそんなに速いの?と驚いておられました。
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2代目でワタクシは、「重心位置」の重要さに気が付き、それをモノにしたんです。
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「重心位置」これはどんな自転車にも当てはまりました。
この8年間の29erでのレース活動での経験が、現在のワタクシを作ったんです。
ワタクシが29erを途中で捨てていたら、こんなにレース会場で29erを見ることは無かった・・・・そう思っています。
去年の富士見、同じ道産子の小野寺健が、ワタクシの後を継いで29erに乗り、ぶっちぎりで優勝したときは、世界の誰よりうれしかった・・・。
健のおかげで、もうあの頃みたいに、29erをボロカスに言う人は居なくなりました。
「重心位置」の大切さを教えてくれたのは29er(29インチの車輪を持つMTB)であることは間違いない。
26インチのMTBも、フルサスも、ロードもクロスも、「重心位置」で極めて行きますね!!
(MASARU)
いつも楽しく拝見させてもらっています。
今日の記事は、とても勉強になりました。
なんでマサルさんは29er乗りなんだろう、所属の関係上仕方なくなのかなと正直思っていました。
でも今日の記事で全てが分かりましたし、日頃常々書かれていることの背景がわかりました。
(じつは昨日偶然ninerのジオメトリを見ていて、BBの位置が低すぎないか?と気づいたところでした。意味あったんですねー)
ますます29erに乗りたくなってしまいました(笑)
あと、自分トレーナーやっているもので(自転車ではありませんが)、骨折の回復がとても気になります。
チームのトレーナーに最低週一できれば週二でマッサージしてもらうと、予後が全然違いますよ(ご存じとは思いますが)。
癒着が一番の大敵!
早め早めのケアはプロの義務です。
これからもブログ楽しみにしています。
一日も早い回復をお祈りしています!
息継ぎのコツ。
吸おうと思わない。
で、大きく、勢い良く、「バッ!」っと吐く!!
すると、自然に入ってきます。
>変速のないこのRIGで、シマノの2時間耐久で2位
このレース、富士見パノラマの最初の登りシングルトラック、
マサルさんに笑顔で追い立てられたんだっけ。。。
そして自滅な私^^;
。。。。
シングルスピードのRIG。
そして笑顔で、えらく速いマサルさんに驚いていたひとりです。
どっちもカッコよかった~♪
お怪我の経過が良さそうで何よりです。
早く全快になりますように!
MTBも29インチ!?
26インチの時代しか知らない者にとってはビックリ!
以前、ブレ-キレバ-がシフトレバ-も兼ねる様になった時も驚いたなぁ・・
29er、乗ってみたい!
NIGOさん
はじめまして。
そうなんです、29erに乗っていたのは、スポンサーの意向なんでしょ?とよく聞かれましたが、ワタクシがこのバイクの可能性を感じ、それをモノにしようと思って乗り続けたんです。もっと軽い26インチだって選べたのですが・・・・・・・。
NINERはワタクシも何台か組み上げて納車しましたが、本当に理想的な29erです。
みなさんその走りの良さに感動していますよ~。
フレームだけで買えるのは、とても素敵なことです・・余計な出費も抑えられるし。
怪我をして3週間とは思えないほど回復しています。
固まらないように、痛みをこらえてストレッチしていたので、ほとんど癒着はなさそうです。
これからも、遊びに来てくださいね~。
自転車にはまる中年親父さん
今日プールで試したら、息継ぎができるようになりました~。
思い切って吐くという、思い切ってができていなかったんですねぇ・・・。
50m位、息継ぎしながら泳げるようになりました~♪♪
きゃべち~さん
そうそう、最初の坂はきゃべち~さんが先行していたんですよねぇ~。
あの時の写真は、すべて笑っておりました。
サスペンションも無かったから、手のひらが熱くなったのを思い出します。
今週末から自転車に乗り始めようと思っていますよ~。
ヤマヒロさん
お~、完全に浦島太郎じゃないの~。
車輪がでかいマウンテンバイクに乗って、ずっとレースを走っていたのよ、ワタクシ。
また乗るかい?
そういえば、まだあのZUNOW持ってる?
あれ、今でも欲しいかも・・・・。
シフトレバーがブレーキと一緒になったのって、高校卒業してすぐくらいだった記憶があるなぁ・・・・・・。
もう20年近く経つのねえ・・・・・・あれから・・。