富士ＭＴＢサマーキャンプ２４時間耐久レース

８月２日（土）～３日（日）

2週間過去にさかのぼりますが、、この週末は静岡県小山町で行われた、ファンライド主催の富士ＭＴＢサマーキャンプに参加してきました～。８時間と24時間のソロとグループの種目があり、私達はなんと２人で２４時間の耐久レースにエントリ～！普通は5-8人くらいで１チームですから、あり得ません・・。 カズさんこと山本和弘さんも招待選手として参加。カズさんはソロでのエントリーです！

土曜の10:00am~日曜の10:00amまでの２４時間！長丁場も長丁場。　８時に会場入りした私たち、事前に何の情報も収集していなかった事にすぐに気づきます・・。そう、飲み水が無い・・。会場の水場は地下水をくみ上げている水のため、飲めないとのこと。水も食事も少量しか用意していなかった私たち、完全アウト！主催者ブースからお水とお弁当の差し入れはあったのですが、８amですでに気温33度、１０時過ぎでは３６度！しかも湿度９０％・・富士山麓ってこんなに暑いの？？むわっとくる暑さ、もうぜんぜん準備が足りず・・・。

周りを見ると、大人数でのキャンプ、ダッチオーブン、ＢＢＱセット、タープにテント、でとてもにぎやか。私達もとりあえずボンゴさんのタープとテーブルをセット。寝床もボンゴさんのテントがあります。こういうときはボンゴさんは便利ですね～。

ふと、私のお友達グループを発見。２グループ１１人くらいで固まりキャンプ。走らない女性の方がしっかりサポート、事前のしっかりとした買出し、準備。普通はこれがあるべき姿ですね。。あ～おいしそうな燻製が。しかも夜はダッチオーブンでタンドリーチキン、朝はやきたてブラウニーケーキまで！お恵みをいただきながら、なんとか生き延びられました。。ありがとうございました。

準備が全てものを言う、それが２４耐。実は私も３年前に小海の２４時間耐久レースに参加した事があるのですが、そのときは３グループ合同に混ぜてもらい、すべて家族連れ、奥様・ご両親が炊き出ししてくれて、だからこそ成り立ったのでした。３人ライダーのみでは無理～＆寂しすぎる～。

さて、レースは気温３０度超えの中スタート。この大会は今年で３年目とのこと、今年は５００人以上（６００くらい？）、去年の倍近い参加人数で、年々人気のイベントのようです。それもそのはず、２４時間ずっと走るだけでは退屈してしまいます。レースの間にいろんなイベントが目白押し。ＭＣをずっとつとめたオカッピさんのトライアルや、その中の目玉といえば？（なんて）、なんと堂城賢アウトドアクッキング教室が開かれたのでした！

自称？自転車界きってのグルメ、いや、本当にびっくりするくらい肉・魚介・野菜の素材にとても詳しく、すばらしい目利きの持ち主、本当の意味での、おいしいものをよくご存知の旦那さんです。そしてもちろん料理が得意。こだわりの人で、上手なんですね～ 。前にブログでてんぷらをあげている所を載せたらファンライドの編集の方がご覧になっていて、それで依頼されたというわけです。

今回の料理は　「夏バテ防止！元気の出るスープ」と「夏に最適！野菜ひき肉あんかけ冷やしうどん」です。アウトドア料理・・というより、ただカセットコンロで家で作ったレシピをそのまま外で作っているという・・・。周りにはダッチオーブンの本格アウトドア料理が並ぶ中・・・でもらしくていいか。

この間私がずっと走るって？いえいえ、無理です・・。これもしっかりとしたお仕事。材料も全部自分たちで、しかも事前の打ち合わせもなく、バタバタ。でも大爆笑で楽しんでもらえたクッキング教室でした。

さてこんなことをして休憩しながらもそれなりに走ります。１周約３．５ｋｍ（くらい）、堂城チームは大体３周ずつ、私もしっかり３周ずつ走りました。とにかく暑さとの戦い。なんたって日中は体感４０度、湿度９０％だったんですから！！し、死ぬ・・本当に。。

でも驚きなのはソロのトップの方。マサルさんの知り合いの自衛隊の４０歳を超えている方、延々と、淡々と同じペースですごい周回数をこなされています。結構な速さです。自己鍛錬のたまものでしょうか、２４時間耐久はアメリカでは結構人気でプロレーサーも多いようですが、速さではない、いろんな要素があります・・・本当に。

カズさんは走り続け、マサルさんはお仕事で司会者席へ、私はひとりランタンを見つめながら休憩。。マサルさん帰ってきたら走りに行き、カズさんはまた司会者席へ。。またひとりな私。さ、さみしい・・。やっぱり大人数のチームででないと無理～（←何度も同じことですが）　といってお友達ブースへ何度もお邪魔してました。

キャンプの中にレースがある。それが２４時間耐久でしょうか。

その後　夜は涼しくなってずっと走っていたマサルさんも、２２時くらいには眠気に負けてご就寝。私もしっかり朝６時まで寝てしまいました。（カズさんも夜は１２周くらい一人で延々と走っていましたが、同じくらいにダウン。５時に起きるといったままそのまましっかり朝まで車中泊で・・・。もちろん招待選手ですからイベントを盛り上げるのが一番のお仕事で、速さを競うレースではないからですね・・。）

日曜朝６時。少し気温がまだ低いので（といっても３０度超え）朝の散歩？みたいで気持ちよく走れます。８時くらいからはもう暑さが増してきます。ゴールは１０時。あと２時間。　この時間に行われたタイムトライアルで、カズさん１周７分０５秒（くらい）、その後マサルさん７分４０秒。おぉ！２４歳バリバリのトップエリートライダーに負けてませんねぇ。最近やまめの学校のおかげで走っていて、体も調子がいいようです。とにかく走れるのが本当にとてもうれしいようです。

私も夫婦で招待してもらえるなんてとてもうれしくてありがたいことです。

最後はカズさんマサルさん、そしてみなさんと、長野からもらったスイカを食べながらのゴール！

ち、ちなみに左のマサルさんの後ろの方はソロ２４耐で優勝した方で、一人で３００ｋｍ超え・・とのこと。鉄人！優勝したチームは８人くらいで５００ｋｍ超え・・。ありえません。。

私たちは招待なので記録は出ないのですが、私は２１周くらい、マサルさんは３０周近くはしてるかな・・と。となると二人で１５０ｋｍくらいは走っているのでは・・と。。しかもサポートなしで・・、楽しかったけど辛かったハズです・・。

このイベント、とにかく飽きさせない工夫がいっぱい、コースも安全で、でもそれなりにスピードが出て楽しい。イベント盛りだくさん、カレーも振舞われ、走らない家族のために温泉バスまで出ている。年々参加者が増えていっている理由がわかります。ご家族中心で、キャンプ中心でワイワイ楽しみながら走っている感じ、でも実は結構みなさん基礎体力ばっちりで速くてレベルが高い！　「世の中には速い人はいっぱいいるよね、こういう普通の感覚がいいよね」としみじみ旦那さんが言ってました。

さすがに２４時間アウトドア＆運動というこのなんともいえない全身の疲労感、帰りは３時間ほどの帰路でも　もたなくて二人でＳＡで１時間ほど寝てしまい、暑さでぐったりでしたが、とてもいい経験でした。来年は絶対５人以上で出るけど！（笑）
あと、キャンプ道具もばっちり来年のために買い揃える予定です！（笑）　みなさん、一緒に出ませんか？（笑）

(Chie)

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